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製造年刻印一覧表




1942-45 1942-45(昭和17~20年)

43-MIBBOX          

解説 1942-45の解説 

43-MIB1941年末、既に第二次世界大戦の影響によるブラス(真鍮)不足からスチール(鉄)で の製造を余儀なくされたジッポーですが、1942年にはさらにスチールの材質も悪化、クロームも不足したためブラック・クラックルと呼ばれるひび割れた黒い塗装を施しての製造となります。ケースの形状も徐々に変化し、特に後期型では上面・底面の中央部分が突出したような型になっていきます。
 1942-43年中頃までは4バレルヒンジ(蝶番が4つで構成)でインサートに刻印 はありません(前期型)が、1943年中頃にはインサートにも刻印されるようになり(中期型、1943年移行期)、その後ヒンジが3バレル に変更されます(後期型、1943-45年)。

1942-45
1942-43ヒンジ 1942-43インサート 1943-45ヒンジ 1943-45インサート
1942-43年 1942-43年 1943-45年 1943-45年

数種類存在する底面刻印は塗装が薄くなるか剥げないと読めませんが、特徴的な刻印としては前期型にみられるPAT. #203695という刻印(通常はPAT.2032695)、1936-37年モデル同様の大きな文字の刻印、流用の結果上面にも刻印がある上下刻印があります。
 この時期のジッポーはすべて軍需品として納品され、戦地で兵士達に愛用されたものです。右は1943年の広告ですが、本土ではたとえ軍人でも購入できない旨が記されています。現在のジッポーと比べると着火が弱いなど機能的にはやや劣りますが、戦場での逸話も多く、文字通りジッポーの人気に火をつけた歴史的なモデルです。

© 2004 Max Cady