朝鮮戦争が終わり、1954年には再びブラス(真鍮)製
ケースに戻ります。ボトムマーク(底面)は「フルスタンプ」と呼ばれる刻印(左写真)のままで(インサートも同様・右写真)、1953年製とは磁石で判別
が可能です。「フルスタンプ」のボトムマークは1955年の中頃まで続きます。
1954年には4thバークロフトと呼ばれるテーブルライターが発売されたほか、"10K
GOLD
FILLED"(金張モデル)が発売されます。右は1954年のクリスマスの広告で、この10金張モデルが
Brand new! として紹介されています。 1955年には"SILVER
FILLED"(銀張モデル)が発売されます。
「ロケット・トップ」と呼ばれる上部が盛り上がったケースは1946年後期-1947年初期のモデルから存在しますが、この1954-55年モデルでは、ロケット・トップが全体の約半数に達します。
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