1955年後期になると底面の刻印にイタリック・ロゴが採用され(左写真)、これ以降はロゴ左右のドットやスラッシュ等の数で正確な年代の判別が可能になります(ID
CODE参照。純銀・金張り等、一部のモデルを除く)。インサートはフルスタンプのままで1956年まで同じです(右写真)。この「製造年の刻印」はまさにジッポーのアイデンティティーで、
当初の目的は品質管理であったものが、後に各年を集めるコレクションの楽しみ、「生まれ年」のジッポーを所有する喜びを与える画期的なアイデアと
なります。 ただ、1955~56年にはドットが無く(浅く)てどちらか判別できない刻印が存在します。
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