「T2」~「T4」柄のジッポーは、これまで国内ライセンス商品が何種類も販売されおりオークション等で入手可能である。劇中でジッポーがはっきりと確認できるのは「T1」
だ。2人目の「サラ・コナー」殺害の記者発表前、ロス市警の警官が慣れた手つきで一服するシーンがある(左は2002年製のロス市警のジッポー)。
最大のヒット作はやはり「T2」だが、公開当時、T2の挿入歌として使われた Guns n' Roses (ガンズ・アンド・ローゼス)も大ヒットした("You
Could Be Mine"のプロモーション・ビデオにはT-800(アーノルド・シュワルツェネッガー)が登場)。T-800とT-1000(ロバート・パトリック)が最初に対峙する際、T-800はバラ(Rose)の花束の箱に隠し持っていたライフル(Gun)を取り出すという意図的なシーンがある(右は1996年製のガンズのジッポー。ヨーロッパでしか販売されておらず、当時より入手困難である)。
ターミネーターではジッポーよりも注目すべきアイテムが沢山ある。
「T1」で左目摘出後に装着されたガーゴイルズのサングラスは公開(1984年)当時ターミネーターの代名詞的アイテムとなり、映画を機に大ブレイクし
たアイテムである。左写真はアーノルド・シュワルツェネッガー本人が所有していたガーゴイルズだ(知事になってからスタッフに贈ったもの)。現在はこのカラー
(ルナ・グレイ)は製造されておらず、ブリッジ部も異なるため「ターミネーター・モデル」はビンテージしか入手できない。 「T2」のサングラスはイタリアの「ラッティ・ペルソル」だ(右写真)。1987年頃に製造されたサングラスで、こちらも現在では非常に入手困難である。
さて、先に触れたT-800とT-1000が最初に対峙する
シーンで、T-800(シュワルツェネッガー)は自分が盾となってジョン・コナー(エドワード・ファーロング)を守り革ジャンが銃創だらけになる。撮影には数着が使用されてたが、その
銃創だらけの一つは5万ドル(当時のレートで600万円以上)の値が付くほどの「超」コレクターズ・アイテムとなった。 Max
Cadyでは、革質・デザインの再現に加え、合法な国で銃で実際に撃ったライダース・ジャケットを取り扱っている(左写真)ので、興味のある方は下記リンクからご覧いただきたい。 なお、USJのアトラクション「T2-3D」の映像でもラッティのサングラスと同じデザインの革ジャンが使用されている(革ジャンはもっとボロボロになる)。
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